2017年2月4日(土)/2月5日(日) 長野県南佐久穂郡佐久穂町 八千穂レイク湖上 (撮影:光崎満)
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好天に恵まれた初日は最高のスノミ日和となった。

八千穂レイクにディレッツアスノーミーティングが帰ってきた。八千穂レイクスピンオフイベントや八千穂レイク新春走り初めなどの開催を除けば不安定な天候と温暖化の影響を受けてスノーミーティングは4年間中止の憂き目を見てきた。今シーズンもシーズンインから降雪に見舞われ中止になったイベントも数多かったがゆえ、今回無事に開催できたことを神様に感謝し喜びを噛みしめながらイベントに挑んだ。

初日の八千穂レイクは早朝の気温が氷点下13度まで低下し理想的なコンディション。ちょっとその辺に置いておいたペットボトルのお茶が結氷する様子を見て嬉しくなる。早朝から多くの参加者を迎えたスノーミーティングはスパイククラスからのスタート。スパイクタイヤの巻き上げる雪煙がコースを包む。今回はアイスドライブに初めて挑戦する方が多く、アールエスタケダではプロドライバーによる無料ドライビングレクチャーを開催。アイス&スノー走行の基本を学んでいただいた。

レクチャーの効果は絶大で、ほとんどのお客様がスタックすることなくスムーズに走行を進めていく。

報告:武田浩美

 


氷上ドライビングレクチャーには多くの参加者が来てくれた


Snow Meeting Day2 0205


降りしきる雪の中でも参加者の熱い走りが止むことはない。

翌日は朝から気温がマイナス2度と昨日より10度以上上昇し、体感温度も明らかに暖かい。マイナス2度で暖かいというのも妙な話だが、気温が高いとどうしても嫌な予感がする。昨日の快晴の空とは打って変わって昼前には白い雲が空を覆う。予報では「湿雪」とあり、これはみぞれが降るであろうことを示している。

昼前から降り出した雪は重く、コースを覆っていった。お昼休みに走行を中断すればコースは雪に埋もれイベントは中止になるだろう。コース管理者と協議をした結果、お昼休みを取らずにそのまま走行を続けることになった。お客様の理解も得られて朝8時から始まった走行はノンストップで午後2時まで続いた。

やがて雪はみぞれとなりコースはシャーベット状へと姿を変えていく。乾いた氷からスノー路面、そして最も滑りやすい氷の上にシャーベット状の雪が載った状態とおおよそすべての路面を体験できた二日目の参加者はラッキーだった。予定したセッション数を完了して今年のディレッツアスノーミーティングは無事に全日程を終了。参加者に最高の冬の一日を満喫してもらうことができた。

撮影:光崎 満







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