２０１２年１月２８日（土）/２月５日（日）　長野県南佐久穂郡佐久穂町　八千穂レイク湖上
WRCマシンの同乗走行は迫力満点
毎年恒例になった、冬の定番「ディレッツアスノーミーティング」が長野県にある八千穂レイクで開催された。冬季に氷結した湖の上を愛車で走行するこのイベントは、非日常的な一日を体験できるとあって根強い人気を持つ。スタッドレスタイヤを履いた車両であれば、軽自動車からワンボックスカーまでどんな車でも参加が可能。同乗して家族みんなで氷上走行を体験することも可能だ。 近年は温暖化の影響で走行可能な日数が年々減り続けているが、少しでも多くの皆さんに氷上走行を体験していただこうと今年は開催日を分けて開催することになった。このデリケートなイベントは少しでも気温が上がり氷の状態が悪化すると中止になる。１週間の間を空けて開催することにより、どちらかでも開催できればという苦肉の策である。 １回目の開催日である１月２８日の週は降雪が多くレイクの表面は大量の雪に覆われた。雪が乗ると内部の温度が上昇して氷が緩み、走行ができなくなる。開催前の２日間をコース整備に費やし、当日の気温低下に助けられて初日は無事に開催することができた。過去最多を数えた参加者の皆さんにも八千穂の氷上を満喫していただき最高の一日となった。神様ありがとう。 報告：武田浩美
撮影：鷹田春近
パリダカ王者、篠塚建次郎のマンツーマンレッスンが受けられる
国際ラリードライバーの篠塚建次郎氏を講師に迎えて開催される「シノケン　プレミアムスノードライビングレッスン」。スノーミーティングの参加者だけが申し込むことができるこのレッスンは篠塚選手がマンツーマンでスノードライビングをレクチャーしてくれるのはもちろん、参加者のマシンを篠塚選手自身がドライブしてくれたり、WRCマシンへの同乗体験までが体験できるスペシャルイベント。さらにプレミアム参加者は昼休みの１時間、レイクの氷上コースを貸切にしての走行が可能となる。
撮影：光崎　満
全日本ダートトライアル選手の河石選手がゲストで参加してくれた
早朝の八千穂レイクの気温はマイナス１９度。数日前まで降り続いた雪は多くの被害を日本列島にもたらしたが、幸いなことに八千穂周辺には降雪はなく、気温も低下してコンディションは良好だ。氷の厚さも３５センチを超え、今シーズンベストのコンディションで始まったスノーミーティングには今回もたくさんの参加者が来てくれた。 午後から気温が急激に上昇しレイクの一部に水が上がり始めたが、メインのコースに大きな影響はなく予定していたスケジュールを無事に消化。こうして今年２回目のスノーミーティングが無事に終了した。参加者の皆さんのご協力で、スタックする車が少なかったのも円滑な進行につながったのだと思う。みなさんありがとうございました！ ディレッツアスノーミーティングは来シーズンも鋭意開催を計画中。家族全員で楽しめるスノミを目指してさらに進化していきます。
建次郎さんを囲んで記念撮影
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