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2011年2月5日(土)〜2月6日(日) 長野県佐久穂郡佐久穂町 八千穂レイク湖上 |
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パリダカ王者、篠塚建次郎氏のドライビングに酔う。 |
先週まで強力な寒波が日本列島を襲っていた。一部の地域では想定外の降雪に悩まされ、公共交通機関も大きく影響を受ける。ところが、週明けて我々がスノーミーティングを予定している2月上旬になると大幅に気温が上昇。八千穂レイク周辺の雪はほとんど溶けてしまった。
さらに気温上昇の影響で、開催日前日には氷の表面が割れ水が噴出してきた。一時は明日の開催が危ぶまれる事態にまで及んだが管理者の市川様のお力添えにより大幅にコースを変更。開催日までにコースを使用できる状態にすることに成功する。翌朝、晴天に恵まれた八千穂レイクの気温は5度までに上昇。ひやひやしながらの開催ではあったが午後2時まで走行を楽しむことができた
11時からはパリダカ王者であり、インターラリードライバーの篠塚建次郎を講師に迎えた「プレミアムスノードライビングレッスン」を開催。篠塚選手が参加者のマシンをドライブしたり同乗して指導するなど至れり尽くせりのプログラムが用意された。マンツーマンの指導は実に効果的で、みるみるうちに参加者はテクニックを向上させていく。昼休みにはプレミアムレッスンの参加者のために八千穂レイクの全コースが貸切となり、参加者の皆様は思う存分走行を楽しんだ。
そして終了後に心配なのが明日2日目の開催の可否である。今のところ、氷上には水が出ている部分はない。
このままいけば、明日も数時間は開催できる可能性がある。
報告:武田浩美
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夜明けを待って走行開始 |
インサイトはサーキットからスノーまで万能 |
家族を乗せてエアウェイブが八千穂を攻める |
スパイククラスの走りは迫力満点 |
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スノーミーティング2日目の朝。早朝からの受付にもかかわらず、多くの参加者が時間を早めて来場してくださった。掲示板や、ツイッターからの情報をご覧いただき、なるべく早い時間に走行を開始したいという我々の意向を汲んでくれてのものである。感謝。7時頃にはほとんどの参加者が揃い、スパイククラスから走行開始。しかし昨夜も思ったほどに八千穂レイクは冷え込まず、何時まで走行を続けられるのかは流動的。スパイククラスの走行も中止を余儀なくされる可能性がある。いずれにしても言葉通り「神のみぞ知る」状況だ。
幸いなことに午後を迎えても、コース上に水が出ることはなかった。終日、上昇した気温の影響で氷の表面にはそこここにクラックが入っている。ときおりバキンと大きな音を立てて氷が動く。そのたびにハラハラしたが一日の走行を無事に終えて、スノーミーティング2日目が終了した。
それぞれの参加者が、それぞれの思い出を胸に八千穂レイクを後にした。我々は来年以降も、さらに充実したイベントにしていくためもっともっと努力していきたい。夕闇迫る空、一筋の飛行機雲を見ながらそう決意した。
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当日の動画をお楽しみいただけます(WMAファイル78MB) |
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篠塚選手の走りは多くの観客を魅了する |
一家で八千穂を攻めるシャリオ |
FR車は派手なコーナーリングが楽しい |
篠塚選手はエボ9をドライブ |
篠塚選手と歓談するプレミアム参加者 |
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大人気の八千穂レイク穴あけ体験。今年も大人から子供まで大勢が体験。
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WINPRO CO.LTD/ RS.TAKEDA CO.LTD
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