２０１１年11月19日（土）開催　会場：モーターランドスズカ（三重県鈴鹿市） 主催：アールエスタケダ　協力：JAF加盟クラブアールエスタケダ　アールエスタケダサーキット同好会　　特別協賛：住友ゴム工業株式会社
朝から名古屋は雨模様。めったに雨にたたられたことのない「ディレッツアサーキットミーティング」は久々のレインコンディションでの開催となった。結局、雨はしとしとと降り続き、終了時分になってようやく晴れ間が覗く。そんなコンディションでも参加者のみなさんは熱い走りを披露してくれた。大きなトラブルもなく無事に終了したのも参加者のみなさんのご協力の賜物である。ほんとうに感謝。 今回の走行会には、１０月に開催された全日本ラリー選手権「ラリー北海道2011」で見事な総合優勝を決めたクスコレーシングの柳澤宏至選手が特別講師として参加。ドライビングレッスンクラスの参加者のみなさんを中心に、充実したドライビングレクチャーを行ってくれた。さらに講師としてアールエスタケダワールドラリーチームの中村英一選手、ジムカーナ東海チャンピオンの深川敬暢選手も駆けつけてくれて多くの同乗レクチャーの時間を提供することができ、みなさんのスキルアップのお役に立てたのではないだろうか。 サーキット初めての参加者に好評な「ビギナーレッスンクラス」は過去最多の１０名の参加者を迎えた。レギュラー講師の山田崇之選手に加えて、中部ジムカーナ選手権に参戦中の石原裕也選手もサポートに加わり、モータースポーツに初めて触れる皆さんと楽しい時間を過ごさせていただいた。 お昼休みに開催された、ランサーエボ10ＷＲＣによる同乗走行のステアリングを握るのはゲストの柳沢宏至選手。世界レベルの走りを幸運な８名のエントラントが助手席で体験した。さらに、群馬県から持ち込まれたラリーカー「サトリア・ネオ」の同乗走行も同時開催され、その走りで会場を沸かせた。 雨にも負けず、一日思い切り走行にチャレンジしてくれた参加者のみなさん、ありがとうございました！ 報告：武田浩美
パーフェクトなドリフト走行でコーナーを抜ける柳澤選手
多くの参加者の皆さんを迎えて開催されたビギナーレッスンクラス。ゼッケンの貼り方から、計測器の取り付けかたやシートの合わせ方などの座学に始まり、充実した内容のレクチャーが行われた。このクラスではサーキットランの基本をしっかり学んでこれからのモータースポーツライフを安全に楽しく過ごしてもらうのが最大の目的。ベテラン講師の山田先生の的確な解説と、決め細やかなアドバイスは走りのみならず、メンテナンスや走行前の準備、マシンの構造の勉強に至るまで多岐にわたる。 座学のあとは、講師による先導走行でライン取りを学び午後からはいよいよフリー走行に挑戦。１０名の参加者の皆さんはトラブルもなく、楽しくサーキット走行のノウハウを学ぶことができた。次回はフリー走行クラスに挑戦しますと嬉しそうに語ってくれた方もいて最初の一歩のお手伝いができたことを本当に嬉しく思う。
お昼休みには現役ドライバーによる体験同乗走行が開催された。
サーキット走行に挑戦するレディスドライバーを応援する「レディスサーキット体験クラス」。今回も新たな参加者を迎えたこのクラスは、プロドライバーの同乗走行体験や、先導走行、フリー走行に至るまで充実した内容で安全にサーキット走行が体験できると好評。走行を楽しんだ後は、レディスクラスの先輩方とのお茶会がなごやかに開催され、楽しく情報交換のひと時を過ごしていただいた。 参加費も5000円と格安に設定された「レディスサーキット体験クラス」ぜひあなたも最初の一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。
恒例の女子会が、なごやかに開催された
Special thanks KOBA.Rally RS.TAKEDA CO.LTD /TEAM RS.TAKEDA2011