HOLDING DAY 2005.8.3(WED)

今日は一段と暑くなりそうな予感がする朝。早朝は曇り空がひろがり、それでいて雨が降る感じでもない。夏のさなかに開催される走行会のお天気としてはこのくらいがよい感じ。
新設された美浜サーキット(愛知県知多郡美浜町)で開催されたサーキット同好会DX19inLIDO美浜。7月17日に愛知県で3番目にオープンしたミニサーキット「美浜サーキット(愛称:リド美浜)は全長1.2キロ、クラブハウスやミーティングルーム、シャワールームなども完備した実に快適なサーキット。午前、午後のフリー走行をはさんで昼から開催された「サーキット同好会対抗レーシングカートレース」はレンタルカート事業も手がける美浜サーキットならではのイベント。しかしながら午前中から気温はぐんぐん上昇し、昼前には35度近くに。水分補給を訴える場内放送をしながらも熱中症の初期症状に悩まされテンションのさがる武田主宰。反対に、なぜだかとても元気な杉山役員のハイテンションに支えられ、プラスマイナスゼロの状態で順調にイベントは進行していきました。(開催日2005年8月3日(水))
    
昼前には「暑い」というよりは「熱い」状態が続く美浜サーキット。地球温暖化の現実をを体全体で感じます。今回はあまり着る機会のないレーシングスーツ(FIA公認トリプルレイヤー)を着用して装着したところ、デパートの屋上で活躍する着ぐるみの人形のなかに入って運転しているのに近い状態を体験することができました。水分補給をしっかりしましょうと私が放送をしましたが、本当にしっかりしないと命にかかわりますな。午前中は3セッションのフリー走行を満喫しましたが、まさに満喫という言葉がぴったり。一年近くサーキット走行をするチャンスに恵まれなかったため私としては個人的にはたいへん満足いたしました。ただ、もう少し気温が低ければさらによかったのですが (ToT)


午前の走行が終了したあとは食事もそこそこに、メインイベント?の「サーキット同好会対抗レーシングカートレース」の開始です。美浜サーキットでは270ccの4サイクルエンジンを搭載したレンタルカートを十数台保有しています。今回われわれは3グループに分かれてフリープラクティス、タイムアタック(予選)、予選レース(5LAP)、決勝レース(10LAP)を堪能。お互いに敵に不足なし!の仲間たちとのガチンコレースを体験することができました。
レンタルカートは利用者の体格や年齢に合わせてペダルの位置やシートの位置が調整可能。身長が145p以上あれば子供でも走行を体験することができます。各グループ10台づつカートをコースイン。4輪コースを終日貸切にさせていただいた上でさらにその時間内にカートレースを開催するという変則的な内容でしたので、比較的前後の時間に余裕があります。そのため今回は試験的にフルコースを使用してカートレースを開催してみました。
最高速度は時速70キロほどですが、地上に近いためと振動や横Gがダイレクトにドライバーに伝わり、体感速度は意外と速く感じます。加えて美浜サーキット自慢の250メートルあまりのストレートをかけくだってゆくとレーサー気分満点。
タイムトライアルが終了した後でタイムの発表があり、各自のグリッドが決まります。このあとに3つに分かれた各グループ内で決勝レースへ進む上位3台を決めるための予選レースを行います。フォーメーションラップのあと各自がスターティンググリッドに着き、シグナルの合図でレースが開始されました。
数台が一段となって第一コーナーへ突入していく様は、見ていても迫力満点で楽しいものです。日ごろからサーキット走行で鍛えた腕を見せるチャンスですので参加者はみんな真剣。車間などは数センチ〜数十センチくらいしかないのですが接触することもなく、繊細なコーナーリングで次々とコーナーをクリアしていきます。
予選レースは盛況のうちに終了し、各グループ精鋭の3名が選ばれ決勝レースへと駒を進めました。ちなみに私は予選レースでコースオフし戦列から外れたため予選落ち。でも、なんだか楽しい予選落ちでした。

いよいよ予選レースが始まる。

決勝レーススタート
3グループから各3台づつ予選を勝ち抜いたマシン9台で決勝レースを開催する。今回はチームアールエスタケダ/カートクラブ部長であった庭瀬選手(上記写真先頭)もレースに駆けつけ、久々にレーシングスーツに身を包みレースに参戦。盛り上がる展開になるのは必至である。
(元)カーター2名が決勝レースに残り、わくわくした気持ちの中レース開始。

前半は先頭グループ4〜5台が集団となり走行を続けていて目が離せない展開が続く。やがて、戦列は延びるもののさすがに決勝レースを勝ち抜いてきた猛者ぞろい。なかなか列がバラけることはなかった。先頭を行く玉利選手が2位以下に5メートルほどのアドバンテージをつけ始めた中盤には2位争いをする山口、横地選手がテールトゥノーズで続く。2位争いのバトルのためややペースが落ちた2台を後方4位のポジションから虎視眈々と狙うのは経験者の庭瀬選手。後半にはさらに2位以下に差をつけたトップの玉利選手がアドバンテージを広げ、クルージング状態。しかし、ファイナルラップまで続いた2〜3位の両選手の争いは熾烈を極め、熱いバトルは観客を楽しませてくれた。


結果は終始トップのポジションを守り続けた玉利選手、2位に横地選手、3位には山口選手が入賞。
2位の横地選手 優勝した玉利選手 3位の山口選手

玉利選手のゴールの瞬間


優勝した玉利選手語る。次回のキミの挑戦を待っている!

カートレースは事故もなく無事に終了。午後からも2セッションの走行時間+グループ分けなしのフリー枠が20分間と走行会としても充実した内容となった。サーキット同好会の真の目的はサーキット走行/モータースポーツを通じて多くの仲間と知り合い輪を広げてゆくことにある。年齢や職業、社会的な立場を超えて多くの仲間と知り合い語り合うことはこの上ない喜びであるとともに私たちの人生を潤いあるものに変えてゆくことは想像に難くない。

次回のサーキット走行会DXミーティング(サーキット編)は11月に開催を予定。多くの仲間の参加をお待ちしています。


報告:同好会主宰
それにしても暑かった・・・・

rs.takeda co.ltd
team rs.takeda/rs.takeda circuit club
/Circuit club dx meeting Committe2005
rs.takeda co.ltd allrights reserved
Lido Mihama/Mihama Circuit /Lido co.ltd

本ページの無断掲載を禁じます。