2002年9月22日(日)
アールエスタケダ サーキット同好会は4時間耐久ダートレースにチームで製作した車輌を使用して
総勢11名で参戦し、無事完走。さらに6位入賞という嬉しい結果を残すことができました。


サーキット同好会DX04 号

サーキット同好会 4時間耐久チーム


日頃のサーキット走行の経験がどこまで生かせるのか。
自分たちの運転技術やチームワークが百戦錬磨の参加者たちの中でどこまで通用するのか・・・
出走までは不安でいっぱいでしたが、走り始めたらそんなことはすっかり忘れてしまいました。


ローリングスタートは鳥居にとっても、もちろんはじめての経験。緊張感漂う中、第一ドライバーとして、持ち前の安定した走行テクニックを発揮。レース開始直後に後続車に追突されるというハプニングにもめげず、前半20分間安定した走行を続けポジションを守った。マシンはリアバンパーを大破したが走行に支障なし。

前半の路面は散水の影響が残りスリッピーだ。鳥居から渡されたバトンを守る走りを続けていた中村だが、後半は積極的に周回を重ねチームのポジションをさらに確実なものにする。走行中に車内に固定されていた20リッターのウオッシャータンクが転倒するトラブルがあったが果敢に走行を続けた。他車の事故によりレースが赤旗中断となるまで27分間の長丁場を走りきる。

レースは鎌倉にドライバーチェンジした頃から中盤へ突入。もちろん彼を含めて全員がレースははじめての参戦。このころからドライとウエットの路面が混在したコースとなり始める。そんななかコース上にパッシングポイントを見つけ、無線でピットへ情報を送信。ラインが変わり始めた難しい状況の中、重要なレース2時間目を死守した。

今回のチームリーダーである小島は中盤の要。日ごろ小島が操るエボ7とは異なるFF車の特性に数周は戸惑ったものの、すぐにペースをつかみ確実な周回を重ねる。他のエントラントから繰り返しチャージを受ける中、正確無比なライン取りを続け20分間を走りきり、その実力を見せた。

スターレットでのダートトライアル参戦経験!を持つ大橋は中盤のポジションアップという重責を負ってスタート。数周の周回で感触をつかんだ大橋は、守りの走りから「攻め」の走りへ一気に転じ前走車を次々とパス。ギャラリーコーナー付近で合計五台をパスし、チームを大いに沸かせた。

レースは中盤から後半へ。まもなく100ラップを超えようかというところで同好会主宰である武田へスイッチ。ダートの走行は7年ぶり。耐久レースのポイントは確実にラップを重ね、完走すること。マシンの調子はすこぶる良く、ストレートでも他の車に引けを取ることはない。この頃から路面はドライになりストレートでギアが吹けきるほどの加速をするようになる。後続車に左のリアを強打されたが走行に支障はなし。

朝から偏頭痛に悩まされていた森本だが、意を決して出走。確実な周回を重ねるものの、激しい振動に今回はドライバーがグロッキー。
堅実な森本は、今回早めのドライバースイッチを選び中山にバトンを渡した。


同好会一の暴れん坊、中山が森本の穴を埋めるべく出走。安定した走りから、やがて持ち前のファイターらしさを押し出した走りを披露。エキサイティングなギャラリーコーナーでの攻めは見るものを魅了する。
25分間の走行の間、中山が後続車に抜かれることはなかった。
第九ドライバー 川島健司

チームアールエスタケダ(RST)から参加の川島は4耐チーム唯一の現役ダートトライアラー。現在もスターレットターボで参戦を続けている川島は周回数130周を超える頃にコースインし、高い速度域での安定した走りを見せる。彼はこの走行で4耐チーム内ベストラップをマーク。ダートラ選手としての実力を見せ付けた。

富里はハチロクキング決定戦に参戦するレースドライバー。すでにレースは後半に入り、重要なことはポジションをキープすること。もっともレースを知るメンバーとして、絶妙なプッシュとパッシングテクニックを見せ、5台以上をパスして見せた。30分近い走行時間の間中、一切力を抜くことなく前走者にアタックを続けた。

ラスト10分。アンカーの杉山へスイッチ。無線システムはカットされ、彼に与えられたオーダーはチェッカーを見るまで走り続けること。アンカーとしてクルージングに徹することなくハイペースでの周回を重ね、僅差でのチーム入賞をもぎ取ることに成功した。


     
   

次回のスターレット4時間耐久レースは12月1日(日)に開催。
サーキット同好会は2台体制での参戦を計画しています。4時間耐久レースに興味のあるかたや
サーキット同好会へ参加を希望される方はお気軽に主宰までお声かけください。